メディカルアロマテラピースクール p-leaf物語の意味・想像力を鍛える

2026年5月15日

カウンセリング的視点

今年から、物語のテキストを使う場面が増えました。
私なりに調べてみると、これは

見えないものや、確信のないものに向き合う
「不確実性に耐える力」

とも関係しているようです。

人は情報量が多くなるほど、
細かく考えるよりも

「前もそうだったから」

といった形で処理しやすくなります。

特に、疲労・ストレス・忙しさが重なると、
「深く考える」よりも「すぐ判断する」方へ傾きます。

想像力には、
“自分が知らない可能性を受け入れる力” が必要です。

でも一方で、

・本当は違うかもしれない
・自分が間違っているかもしれない
・相手にも事情があるかもしれない

そう考え続けることは、しんどさも伴います。

だからこそ、

「絶対こうだ」と決めることが、
心の安定につながる人もいます。

決めつけは、時に“安心剤”のようなものです。

また、経験が多い人ほど柔軟とは限りません。

「私は長年見てきた」という感覚が強くなると、
過去のパターンに引っ張られやすくなり、

“今この人”ではなく、
“昔見た似た人”として見てしまうことがあります。

今の若い世代の方を昔と同じように見てしまっていないかなど、カウンセリングの現場でも起こりやすいこと。
想像力は前頭葉を使うため、余裕が必要です。

疲れていると脳は、

・白黒で判断する
・善悪で分ける
・敵か味方かで整理する

といったシンプルな処理に傾きやすくなります。

さらに、確信を得たくてインターネットで調べると、
自分の知りたい情報ばかりが集まりやすくなり(フィルターバブル)、

同じ考えの人と共有することで、
その考えがより強化されていきます(エコーチャンバー)。

その結果、ネガティブな感情が強まり、
体も“戦うモード”に入りやすくなります。

つまり想像力は、知能だけでなく
「神経系の余白」にも左右されるものです。

だからこそ、

一歩引いて考えるための「物語の時間」は、
心と脳に余裕をつくる大切な習慣なのだと思いました。

著者

メディカルアロマテラピースクール p-leaf

ホームメディカルで人とペットのセルフケア

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