獣医療から見たアフターコロナの世界
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、
緊急事態宣言が発令されました。
外出自粛や感染の恐怖から、
誰しもネガティブな思考になりやすいと思います。
そこで、あえてポジティブに思考を巡らせてみました。
1)コロナウイルス報道で、多くの方の
感染症などについての医療リテラシーが上がり、
今まで以上に予防や健診の重要性を
理解頂けるようになる。
2)休みの日にペットを預けて
旅行やレジャーで外出していた方が、
ペットと一緒に過ごす時間が多くなり、
ペットの体調に以前よりも目を配るようになる。
ずいぶん手前勝手な妄想ですが、
でもビフォーコロナの世界と比べて、
アフターコロナの世界が良くなっていませんか?
少なくとも、ペットにとっては良い世界観と言える
と思います!
この先の日本が、
ヒュッゲ(Hygge*)な生活を、
“ペットを含めた家族”で営めたら
素晴らしいな、そんな未来がいいな、
と思っています。
*Hygge:デンマーク語で
「人と人とのふれあいから生まれる、
温かな居心地のよい雰囲気」の意味
更に、新聞で、
「オンライン診療を初診から認めるべき」
という意見書が出され、
厚生労働省が検討に入るとの記事がありました。
獣医療の世界でもオンライン診療が議論され、
法整備される日も近いと思います。
ペットを取り巻く環境も
どんどん変わっていくことでしょう。
自宅にいる時間が長くなったことで、
「あつまれどうぶつの森」というゲームが
流行っているそうですね。
ゲームもいいですが、それより
可愛がるだけの“愛玩”としてではなく、
犬や猫と一緒に
かけがえのない時間を多く過ごして頂きたいです(^▽^)/