MIU-プライベートサロン-子どものために。

2020年3月16日

子どものために。

先日のお客様。

毎回、へっっっっっっとへと。


ひとりで息子くんを育てているから、
やること多いし、休む時間ないし。

それでも、この時間だけは大切にしたい。
この時間ないと死んじゃうーー!!

って、来てくれるんです。


彼女とおはなししてるとね、
彼女の口からでてくる言葉は、
いつも決まって

" 子どものために "


母親だけだからちゃんとしなきゃ。

親にも迷惑かけたくないし頼れない。
いや、頼らない。

子どものためにがんばらんと。
口グセのように。

ひとりで必死にがんばってる。


でもね、

最近、笑ってる?

何か楽しいことある?


思わず聞いてしまった。



子どものために必死でがんばる。

親ならみんな思うんだろうな。


でも、それってほんとに
子どものためなのかなぁ。


もし私が子どもならね。


あなたのためにって、お母さんが
何もかも犠牲にして、ヘトヘトで
いつも怒ってて、笑わない。

そんなの、私のせいでごめんって
なるかもしれない。


それより、お母さんには笑っててほしい。

私ならそうおもう。


でも、お母さんは子どものためにって
ただただ必死なだけなんだよね。



うちは車屋さんだったから、小さい頃から
お父さんもお母さんも忙しかった。


毎日仕事も忙しくて、同居してるし、
子ども3人いたし、お母さんも毎日
必死だったんだろな…。


どれだけ忙しくても、3食必ずごはんを
作ってくれてたし、月曜日しか休みがない
習い事の送り迎えを、毎日毎日してくれたり…。


大人になった今ならわかる。

これがとてつもない愛情だってこと。



でもね。

小さい頃は、気付けなかった。

これが愛情だってことに。


親は子どものために自分を犠牲にして
いろいろしてくれてたかもしれない。


でもね。

私きっと、

ごはんを作ってくれるより、
ちゃんと話を聞いてほしかった。


ねぇねぇ、今日ね。

この言葉を何度言ったかなぁ。

子どもは聞いてもらえなかったら
いずれあきらめる。

そして、私のこと好きじゃないのかなぁ。


なんてことまで思ってしまう。


そんなことないのにね。



親は必死なだけだったんだよ。

親は悪いわけじゃない。

必死なだけ。


ただ、

親がおもう愛情と、

子どもがのぞんでること、

これが一致していなかっただけ。


今ならわかる。

親にいっぱい愛情注がれていること。♡


でも、ずっとずっと気づけなかった。

だからこそ、いま子育てしてる人には
なにがほんとに子どものためになるのか
ちょっとだけ考えてみてほしくって。


子どものことを想うからこそ、
必死になってしまう。


それは決して悪いことでも
おかしいことでもない。


でもでも、せっかくの愛情が
親のエゴになってしまわないように。



子どものためにごはんを作らないと。

より、

わたしは子どもにごはんを
作ってあげたいから作ろっ。

のほうがよくない?



子どものために。

この言葉、

わたしはどうしたい?

に変えてみるのもいいですね♡


あ、彼女は自分がどうしたいかすら
わからないって言ってた。

それくらい"自分"をおきざりに
してがんばってきたんだろね。


子どもは、お母さんが笑ってくれるのが
いちばんうれしいんですっ♡


母だけど、母だからこそ、

"自分"

を大切にしてみてほしいな…♡

著者

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