貴方が先生ならばどのように説明しますか?
ラベンダーアングスティフォリアとAOPラベンダーアングスティフォリアの違い
特にメディカルアロマの講師の皆様には、一目で違いを知っていただくために、『ラベンダーアングスティフォリア』の新パッケージに入っている実際の成分表と、去年発売された、AOP認証(保護原産地呼称)の精油である『AOPラベンダーアングスティフォリア』の成分表の比較をご覧いただきたいと思います。
通常メディカルアロマテラピーで使用する精油の成分表が左、プラナロム社新製品のAOPラベンダーアングスティフォリアの成分表は右にご覧いただけます。
【問1】 さて、メディカルアロマテラピーではどちらを使いますか?(特にアトピーの場合)
【問2】 では講師としてどちらを自信を持って勧めることができるでしょう?
どちらも純正製品として間違いの無い、輸入後の国内での厚生労働省登録検査機関による検査結果が、これら製品の安全性を証明しています。
しかしその違いは当然のことながら成分表が物語っています。
【A】酢酸リナリルとリナロールの含有量
エステル類の酢酸リナリルは、右のAOPラベンダーアングスティフォリアのほうが微妙に多いことがわかります。
さて、モノテルペンアルコール類リナロールはどうでしょう?
こちらは左の通常のラベンダーアングスティフォリアに軍配が上がっています。
【B】同様に安全ならば両方ともアトピー性皮膚炎に使用できますか?
残念ながら、右側のAOPラベンダーアングスティフォリアにはケトンが1%近く入っていますので、使えません。
これは、同社ラベンダースーパーにも言えることで、やはりケトンが入っています。
NPO法人日本メディカルアロマテラピー協会のメディカルアロマの講師、先生の皆さんが目にしなければならない重要な点をご紹介させていただきました。
お悩み多き現代人のため、また生徒さんのためにも、ご自身のためにも、知識を膨らませると共に、真贋を見分けて参りましょう。