RainbOw「保湿」を変えればアトピーは治せる!を読みました。

2025年2月2日

読んでものすごく満足した本をご紹介いたします。

 アレルギー専門の医師、続木康伸さんが書かれた“「保湿」を変えればアトピーは治せる!”という本を読みました。
読み終えた直後の感想として、「ちょー!満足。」
どうしてこんなにも満足感があるのかを考えてみたところ、「構成の良さ」だと思いました。

 前書き部分には、芸能人のアトピー性皮膚炎の苦労したお話があり、同じようにお悩みの方にはとても共感することが多いように感じました。
私も幼い頃、肘の内側と膝裏がアトピーだったので当時のことを思い出しました。 かゆみとの闘いは大変でした。悩みを解決する方法が“保湿”と聞いて「自分でもできるかもしれない!」と思う方は多いのではないでしょうか?

 タイトルに書いてある“保湿”について、1章にさっそく書かれています。
みんなが知りたいと思っている部分を真っ先に教えてくれるなんてありがたい! お預け状態だと、読む気も薄れますよね。 飛ばして読むのも良いかもしれませんが、「大事なことがその前に書かれているかもしれない!」と思うと読み飛ばすこともできないかもしれません。
 私も、年々乾燥肌に悩まされており、状態を見てお手入れを変えています。 もしかしたら役立つ方法があるのではないかと思い読み進めていました。

 1章は、保湿の必要性や、保湿の種類・使い分け・塗り方が書かれています。 特に、乳幼児への保湿の仕方は気を配る部分も多いことから、丁寧に書かれています。
 私は、塗り方が非常に勉強になりました。「マーキング」という方法なのですが、この塗り方をしたらすぐに効果がありました!!! どうやら私はクリームの量が足らなかったようです。 マーキングで塗ると以前の何倍もの量を使います。 目安は、手の甲にティッシュをのせてひっくり返しても落ちない状態です。 はじめはこんなに塗って毛穴が詰まったりしないか心配でしたが、乾燥していないと思っていた部分も実は乾燥していたんだ分かるくらい、全身がしっとりしています。 特に口周りは粉が吹くほど乾燥がひどかったので、硬いクリームを塗っていました。それが、硬めのクリームを塗らなくてもよくなりました!!! この成功体験をした私は、「この本を読みたい!」という気持ちが増しました。

 そして、2章では、肌質別の使い分けが紹介され、3章では、アトピー性皮膚炎がなぜ治りにくいかが書かれています。 なかなか治らなくて治療をやめてしまう人も多いそうです。 でも治療内容を理解して根気よく行えば、治ることが分かります。 特に病院の選び方についてポイントがありました。 直接人に聞いたり、SNSやインターネットで情報を探す方が多いと思います。その時のポイントが書かれていました。

 そして4章では、アトピー性皮膚炎の基本知識が書かれています。 「難しいこと書かれているんじゃない?」と苦手意識がでる話題ではありますが、とても分かりやすく書かれていてアトピー性皮膚炎の理解が深まりました。 

 そして、最後の5章。 ここでは現在の治療方法や将来について書かれています。 続木先生の想いも書かれていてすごく温かな気持ちになりました。

 いかがでしたでしょうか。
本日は、Gakkenから出版されている、著者・続木康伸さんの“「保湿」を変えればアトピーは治せる!”をご紹介しました。
1冊、160ページ。税込1540円です。
ご興味のある方は読んでみてください!

 ちなみに私は、この本で学んだことをクリーム作り講座などで伝えていきたいと思います。
花粉が飛び始めましたので、対策の一つとして保湿も重要になってきます。
皆さんご自身の肌の状態にあった保湿をしっかりしましょう~。

次回は、メディカルアロマ式“保湿アイテム”をご紹介いたします!

最後までお読みいただきありがとうございました☆

メディカルアロマアドバイザー 佐名木 清華

著者

RainbOw

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