ゼラニウムブルボンは、現在欠品中のゼラニウムエジプト同様に、毎日使う素肌美容のメディカルアロマレシピには欠かせない精油の一つです。

モノテルペンアルコール類のゲラニオール約16%の持つ、他の精油と比べても強い抗菌作用(フェノール係数値)と皮膚弾力回復・収斂(引き締め)作用がその役割を担います。

しかし美容にも睡眠は大切です。
なぜならお肌を休めるだけでなく、体を休める、そして神経を休めてストレスを除去しなければなりません。
その役目がエステル類の蟻酸シトロネリル10%強と蟻酸ゲラニル6%強、自律神経安定作用です。
これらを合わせても16%を超える相乗効果もあり、ゲラニオールを多分に含有する精油のパルマローザと相まって、現在の皆様の日々のスキンケアには、やはり欠かせない精油ということができるでしょう。

最も多く含まれるのは
モノテルペンアルコール類のシトロネロールで25%強です。
このシトロネロールには筋肉弛緩作用があり、同類のリナロールも含有され、個々人毎には鎮静作用によるリラックスのためのさらなるサポートとなってくれるかもしれません。


虫除けのための“シトロネラール(昆虫忌避作用)”と良く間違われている成分がこのシトロネロールです。
よく「ゼラニウムが虫よけに良い」と言われますが、①どのゼラニウムなのか?②根拠となる成分はどれか?が明確に書かれていないことがほとんどです。
恐らく、このモノテルペンアルコール類のシトロネロールとテルペン系アルデヒド類のシトロネラールがアロマの歴史の中で混同されてしまったと考えられます。
ゼラニウムでは虫よけは無理です。
ゼラニウムブルボン

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